新しい時代の個人情報新入社員教育(2)

近年の若者の特性を活かした教育研修

新入社員や若手社員を見ていると、時代が変わったと感じられる方も多いのではと思います。「今どきのワカモノは、」と言いたくなることも多いと思いますが、実は自分たちもそう言われていたものです。戦後生まれとか、新人類だとか、平成生まれとか、そして今はデジタルネイティブ世代とか、歴史は順繰りに進化していると考えましょう。

しかし、考えているだけでは変わりません。きつくものを言うとパワハラだと言われたり、愛を込めて指導しても簡単に心が折れてしまったり。厳しく指導ができにくい時代ですが、腫れ物扱いをしていても両者のためになりません。しっかりと特性を把握した上で、適切な対応をしていく必要がありますね。

長年、継続して見ていると、見えてくるものがあり、さらに本質へと掘り下げていくと、さらに見えてきたことがあり、それをふまえてツボをつく方法が求められているのだと考えます。

特性として細かくはたくさんありますが、概して「素直だがイメージ思考が不得意」というのがあげられます。

「何でわからないんだ」と言っても「わからないから、わからない」「教えてもらったことがないから、知らない」と素直に答えます。そこには、1と3を教えれば、2は想像できるだろう、という勝手な解釈を押し付けているから齟齬が生まれるのです。類推とか帰納法的な思考プロセスが働きにくいのです。それは、モノや情報があふれる時代に生まれ、そこには探しにいく、取りに行くという欲は不要で、逆に、有り余るそれらの中から、どれを選択するかで済み、しかも自分の主体的な選択よりは、まず皆が選んでいるものが気になる、という感覚です。

これらの話は延々続きますので、ここではここまでとしますが、教育研修においてもう一つ感覚として持っておくべきことは、情報が有り余る時代、長い時間辛抱して見たり聞いたりすることを好まないということです。

昔は、テレビ番組を見るのに、チャンネルを回し、数種類の中から面白いものを探しました。どれも面白くなければテレビは消すという感じでした。今は、録画があたり前。面白いものしか選ばない。そして、過去の番組も簡単にみられる。さらにYoutubeだと、無限に選択肢がある。ちょっと見て面白くなければ、すぐに次を探しにいくというのがあたり前になってきました。

以前からオンライン教材を集中して見れるのは15分くらいが限界といわれていましたが、それが顕著になっているということです。面白いと思えない教材コンテンツを1時間も見るというのは苦痛でしかなく、その多くは流しているだけ、となってしまいます。

逆に、画面の作りは素人的であっても、逆に親近感がわき、それらは問題にはなりません。

これらの話も長く続きますので、ここではここまでとしますが、要は、しっかりと見てもらうためのポイントがあり、それらに沿った教材作りや受講方法が結果、成果につながっていくということです。

これらを踏まえた効果の高い新入社員研修を、個人情報保護/情報セキュリティに関しても実施するサポートをご提供していきたいと思います。

もちろん各社ごとに状況は異なるかと思いますので、このアカデミックコミュニティで多くの皆さんと一緒に取り組んでいければと考えています。

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